冬の野菜・テーブルビートの育て方
テーブルビートとは主に根っこの部分を食用とし、根菜に分類される野菜です。
テーブルビートは主に根っこの部分を食用とし、根菜に分類される野菜です。
そんな冬の野菜の一つであるテーブルビートの育て方・植え方を紹介します!
テーブルビートとは?
テーブルビートはロシアの家庭料理で有名な赤いシチュー「ボルシチ」に欠かせない野菜で、根がカブのように肥大する野菜です。
テーブルビートの料理方法として、葉はサラダや炒め物などに使い、根は煮込み料理や茹でて甘酢漬けなどにして美味しく食べることができます。根は生でも食べられますが、下茹でしてから料理に使った方が土の香りが抜けて甘味が増します。
テーブルビートの種類は?
以下、テーブルビートの主な種類です。
・テーブルビート
見た目や大きさがカブに似ていますが、皮も果肉も赤くてカブよりもかためです。
葉もお浸しなどにして食べられるので、日本の大根やカブのような食材です。

育て方.時期
テーブルビートは春と秋が栽培時期です。
日当たりと水はけの良い場所に2~3粒の種を深さ約1cmでまいて、発芽後は間引きをしながら株を大きく育てます。
収穫まで約2か月かかります。
土づくり
テーブルビートは酸性土を嫌うため、植え付け前に酸度調整を行います。
深さ約1cmで2~3粒の種をまき、発芽後は間引きをしながら株を大きく育てます。
テーブルビートは、ph6.0~6.5の土壌が最適とされています。
植え付け(種まき)
テーブルビートは涼しい気候を好むので、春と秋に栽培をスタートします。
春まきは3月下旬から5月、秋まきは8月下旬から10月上旬ごろです。
かたい殻の中に2~3粒の小さなタネが入っているので、2cm間隔でタネをすじまきします。
2週間に1回、1平方メートル当たり約30gの化成肥料を追肥して土寄せし、本葉6~7枚までに3回の間引きをしながら最終株間を10~12cmにして、根を太らせるのがコツです。
防虫対策
1番簡単な虫の予防対策は 種を播いた時に防虫ネットをかけることです。
間引き
葉が5cm程度に伸びたら、株間10cm前後に間引きます。最終的な株間は15cm~20cm程度の間隔をとります。
ビーツはスイスチャードの仲間なので、間引いた葉はベビーリーフとして生で食べることができ、彩りが美しいサラダになります。
追肥
テーブルビートの追肥は、2回目と3回目の間引き後に化成肥料を施します。
追肥は、株元近くを避けて離れた場所に施し、株元に土寄せをします。
収穫時期
根元の肥大がはっきりと見えて、直径が5~6cm程になり、草丈も30cm位になったときがテーブルビートの収穫の目安です。
品種によって種まきから収穫の目安は若干変わり、60~100日程度です。
種をまく時に、種の袋で収穫までの期間を確認しておきましょう。