秋の野菜・ラディッシュの育て方
ラディッシュは二十日大根とも呼ばれる、赤く丸いダイコンです。
根菜の中でも栽培期間がかなり短く育てやすいので、はじめての家庭菜園の野菜としておすすめです。
そんな秋の野菜の一つであるラディッシュの育て方・植え方を紹介します!
ラディッシュとは?
ラディッシュは、生でも食べることができる野菜です。
生のラディッシュはシャキシャキとした食感で、サラダやマリネに良く使用されます。
サラダスティックの様にして、ディップソースに浸ける食べ方もおすすめです。
ラディッシュの種類は?
以下、ラディッシュの主な種類です。
・赤丸ラディッシュ
主に鮮やかな赤い色をしたラディッシュは、酢の物やサラダのアクセントとして利用されることが多く、手軽に菜園できる野菜として親しまれています。

・カラフルファイブ
カラフルファイブとは ●サカタのタネが販売しているラディッシュ カラフルファイブはサカタのタネが種子を販売しているもので、赤・白・紫・ピンク・薄桃紫色の5色の二十日大根の種が詰め合わせになっています。

育て方.時期
ラディッシュの生育適温は 17~20℃で、3月~5月、9月~10月が適時です。
ですが、発芽の条件さえ整えれば真夏・真冬を除いて1年中栽培が可能な野菜です。
土づくり
ラディッシュは株のサイズが高さ15センチ程度、果肉の部分が3~5センチくらいなのでだいたい深さ20㎝くらいあれば育てる
ことが可能です。
ラディッシュは、ph6.0~6.5の土壌が最適とされています。
植え付け(種まき)
ラディッシュの種まきの時期は年に2回あります。
春まきは3月下旬から5月下旬までで、秋まきは9月上旬から10月下旬までになります。
種が大きく発芽率も高いので水はけが良く、柔らかい土壌に蒔きます。
種が重ならないように筋蒔きにします。
発芽率が高いので、筋蒔きにせずに10㎝間隔で3センチほどの穴に、2粒ほど蒔いてしまってもよいです。
間引きの手間が少なく種のコストが削減できます。
種への土かけは1㎝くらいで発芽させましょう。
大きくなったら土寄せです。
防虫対策
1番簡単な虫の予防対策は 種を播いた時に防虫ネットをかけることです。
間引き
間引きのタイミングは2回あります。
1回目は本葉が出てきたころ生育の悪いものを間引きます。
2回目は本葉3〜4枚の頃、混みあっているものや生育の悪いものを間引き、最終的に株と株の間が4~5cm程度になるようにします。
もったいない気がするかもしれませんが、葉が混みあって、かつ生長が遅く弱々しいラディッシュは、手で抜き取って間引きましょう。間引きした葉はいわゆるベビーリーフです。サラダでおいしく食べることができます。
追肥
追肥は固形か液体に分かれ、固形の場合はラディッシュのタネまき後、本葉が4~5枚になったら株の周りに化成肥料を30g/㎡を目安に与えます。
収穫時期
ラディッシュ(二十日大根)は、春と秋に種まきを行い、約30日後に収穫時期を迎えます。
具体的な収穫時期は次の通りです。
春の種まきの場合は3月から4月に行い、収穫は5月から6月に行います。
秋の種まきの場合は9月から10月に行い、収穫は10月から11月に行います。
ラディッシュの収穫タイミングは、本葉の数が6~7枚になったら収穫時期です。