冬の野菜・アズキの育て方

アズキは、北日本に多い「夏小豆」は4月上旬~5月下旬頃、暖地向きの「秋小豆」は6月中旬~7月中旬頃に種をまいて育てていきます。

そんな冬の野菜の一つであるアズキの育て方・植え方を紹介します!

アズキとは?

乾物で一年中流通するあずきですが、秋に収穫され乾燥してから市場に新豆が出回るので、旬は10月〜2月くらいです。

その後は米と一緒で水分が必要以上に抜け、皮が硬くなっていく。

アズキの種類は?

以下、アズキの主な種類です。

・大納言

粒が大きく、煮崩れしにくい品種です。

あずきは流通や加工場の都合から、大納言とそれ以外の普通のあずきという扱い方をされています。

ほかの品種でも大きな粒のあずきはありますが、皮が破れにくいという性質がないものは、大納言と呼ばれることはないといいます。

・しろあずき

あずきには、皮の色が赤のほかにも、黒、白、茶、灰色、白地に赤い斑紋などがあります。

ただし、国内で生産されているのは、赤と白だけになります。

白あずきの生産はごくわずかだが、岡山県「備中白あずき」や北海道「きたほたる」などがあります。

あずきは市場で見かけることはほとんどなく、白餡として加工され和菓子の生菓子や羊羹、最中などに使われています。

育て方.時期

小豆は開花期間が長く、同じ株であってもサヤの成熟度にばらつきが出ます。

サヤが薄い茶色になって硬く乾いたものから順に、3~4回に分けて手摘み収穫をします。

一気に収穫するときは、株全体のサヤが70%ほど成熟した頃がよいです。

土作り

アズキは、ph6.0~6.5の土壌が最適とされています。

アズキはマメ科の植物なので、自分で窒素を固定できるため、肥料は少なめにします。

植え付け(種まき)

あずきの種まきの時期は、品種によって異なりますが、一般的には6月下旬から7月下旬頃です。

気温が高すぎると発芽が悪くなるので、日陰になる場所や日よけをすると良いです。

防虫対策

1番簡単な虫の予防対策は 種を播いた時に防虫ネットをかけることです。

間引き

アズキはマメ科の植物なので肥料もほとんどいらず、栽培時に間引きや摘心などの管理も必要ありません。

追肥

小豆 (アズキ)はマメ科の植物でもあるため、肥料は元肥のみで追肥はあまり与えなくてもよいです。

収穫時期

アズキの収穫時期は、夏小豆は暑い8月~9月に実が成熟するため、この時期に収穫します。

秋小豆は6月~7月の初夏に種まきし、春に捲いた場合は、8月~9月上旬に収穫します。