夏の野菜・オクラの育て方
オクラは刻んだときのネバネバはガラクタン、アラバン、ペクチンといった食物繊維、他にもビタミン、ミネラルも豊富です。
夏の野菜の一つであるオクラの育て方・植え方を紹介します!
オクラとは?
オクラはアフリカ北東部が原産のアオイ科の植物で、世界各地共通でオクラ「okra」と呼ばれている野菜です。
原産地では多年草として生育できますが、四季がある日本では冬越しが厳しいため一年草扱いとなります。
花を目立たせることで虫を呼び寄せ、花粉を運んでもらうのですが、こんなに美しくて綺麗な花なのに花の命は短く、たった一日で落ちてしまいます。
オクラの種類は?
以下、ショウガの主な種類です。
・五角オクラ
五角オクラは、その名の通り断面が「五角形」でくっきりとした綺麗な星形になるオクラです。
特徴としては「多収」「ねばねば」「耐暑性」の3点があります。
成長家庭でたくさん枝分かれするので多収で、採っても採ってもどんどんと生えてくるので初心者にもオススメです。
・丸オクラ
丸オクラは通常のオクラと比べてスラッと細長く、断面も丸型に近いのが特徴的です。色は鮮やかな緑色をしており、細身ではありますがしっかりとした肉質です。
サイズは10〜15cmほどで、厚みがありながら柔らかいので生で食べることもできポリポリとした食感を楽しめます。
通常のオクラは大きく成長すると実に筋が入って硬くなってしまうのですが、丸オクラの場合成長しても硬くならず柔らかさをキープできるところもポイントです。
育て方.時期
オクラはアフリカ北東部が原産の、アオイ科の野菜です。
本来は多年草ですが、寒さに弱く日本の冬を越せないため、日本では一年草とされています。
オクラは暑さに強く病害虫にも強いため、夏野菜の中でも特に育てやすく、収穫できる期間も長めで初心者におすすめの野菜です。
土作り
オクラは、根をまっすぐに長く伸ばしていく特徴があります。
そのため、土は約40cm程度掘り起こして天地返しをしておくのがよいです。
赤玉土を主体に、腐葉土:バーミキュライトを6:3:1の割合で混ぜ合わせておきましょう。
好適土壌pHは6.0~6.5です。
植え付け(種まき)
種まき時期は、地域の気候に合わせて、地温が15℃以上になった5月中旬以降が適期です。
オクラは植え替えが苦手な野菜なので、苗はできるだけ小さいうちに畑に植え付けるのが適しています。
防虫対策
1番簡単な虫の予防対策は 種を播いた時に防虫ネットをかけることです。
間引き
本葉が1~2枚の頃に苗を2本に間引きます。
追肥
オクラの追肥は、植え付けの約1か月後から、株の様子を見ながら月に1~2回化成肥料を施します。
収穫時期
収穫時期は地域によって異なりますが、一般的には6月下旬から10月下旬までです。
収穫サイズは丸オクラは10cm~15cm、角オクラはそれよりも小さいくらいです。
実が柔らかいときに収穫します。