夏の野菜・ショウガの育て方

ショウガは葉ショウガ、根ショウガと収穫時期によってさまざまな形で利用できます。

大量に消費するものではないですが、栽培しておくと何かと利用価値のある野菜なのでおすすめです。

夏の野菜の一つであるショウガの育て方・植え方を紹介します!

ショウガとは?

一般的な生姜より辛味が少なくみずみずしいので、生で食べやすく、甘酢生姜などにも加工しやすいのが特徴です。

今回は生姜の種類や栄養、おいしい食べ方などをご紹介しています。

ショウガの種類は?

以下、ショウガの主な種類です。

新ショウガ

爽やかな風味とシャキッと心地よい歯ざわりが「新生姜」の魅力です。

水分を豊富に含んだみずみずしい味わいと爽やかな香り、白っぽい見た目が特徴です。

新ショウガ

葉生姜とは、根茎が小指程度の大きさにまで成長した段階で葉が付いたまま収穫したものです。

代表的な品種として「谷中生姜」が有名です。

旬は6~8月。葉生姜の根茎は柔らかく、辛味も一般的な生姜ほど強くありません。

育て方.時期

葉しょうがの収穫時期は、葉が8枚ほど生えてきて、根茎が少し大きくなってきた7〜8月頃が適期です。

土作り

植え付け2週間前に1㎡に対して苦土石灰を100gまいてよく耕します・

そして、植え付け1週間前に1㎡に対して堆肥2kg、化成肥料100gを畑の全面にまいてよく耕します。

幅70cm〜80cm、高さ10〜15cmの畝をつくり、マルチで覆います。

好適土壌pHは6.0~6.5です。

植え付け(種まき)

ショウガは3月~5月が栽培時期です。

畝の真ん中に、幅20cm、深さ10cmほどの溝を掘ります。

株間2-〜30cmで、芽を上に向けて種ショウガを並べます。

掘り起こした土を種にかぶせて溝を埋めます。

土が乾燥していたら、たっぷりと水をあげます。

防虫対策

 1番簡単な虫の予防対策は 種を播いた時に防虫ネットをかけることです。

間引き

種ショウガから芽が3つほど茎が伸長するころ、生育不良や不出芽の株を早めに取り除き補植します。

追肥

1回目の追肥は6月中旬〜7月上旬、2回目は7月中旬〜8月上旬ごろに、窒素肥料で10平方メートルあたり30gほど施用します。

生育後期の追肥は収穫後の貯蔵に悪影響を与えるので、遅くとも8月中に済ませます。

収穫時期

ショウガは夏まきが一般的で、4月~5月に植え付けをして、6~7月に筆ショウガの収穫、7~8月に葉ショウガの収穫、10月~11月には、根ショウガの収穫となります。

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