夏の野菜・ミニトマトの育て方・植え方

ミニトマトは、栽培が簡単で収穫量も多く、初心者でも手軽に育てることができる野菜。

夏の野菜の一つであるミニトマトの育て方・植え方を紹介します!

ミニトマトとは?

ミニトマトは。果実の大きさが5g~30gほどの小さなトマトの総称を指します・

ミニトマトには、たくさんの品種があり、赤や黄色だけでなく、卵型やイチゴ型などいろいろあります。

ミニトマトは甘未が強く、栄養価も普通のトマトより高い傾向にあります。

ミニトマトの種類は?

主なミニトマトの種類は以下の通りです。

千果

千果は成長が早い極早生種です。

糖度と肉質、育てやすさのバランスが非常によく、安定した品質の高さから、プロの生産者にも高い人気を誇ります。

スーパーで販売されているミニトマトのほとんどは、この品種であるといわれています。

緻密な肉質のため、加熱しても崩れない特徴があります。


・オレンジキャロル

オレンジキャロルは名前が示すように、オレンジ色の実をつける品種です。

鮮やかなビタミンカラーときれいな形から「黄色い真珠」という別名があります。

病気に強く日もちするため完熟してからでも収穫できるところも、育てやすさという点で大いに魅力的です。

育て方.時期

ミニトマトは3月から10月頃まで栽培することができる野菜です。

春に種まきをして、5~6月に植え付けをして、7~10月に収穫時期を迎えます。

ミニトマトは、花が咲いた後、40日~60日後に真っ赤な実を付けますので、その頃がミニトマトの収穫時期となります。

土作り

ミニトマトは、日当たりがよく、風通しのよいところを好みます。

苦土石灰を1㎡あたり100gまいて耕します。

その1週間後に1㎡あたり堆肥2kg、化成肥料100gを畑全体にまいて、よく耕したら畝を作ります。

植え付け(種まき)

種まきは、夜の気温が15度以上になる3~4月頃に行います、

育ちやすい気温でないと発芽しにくくなります。

苗植えは、4~5月中旬頃、涼しい地域なら5~6月が植え付けの適期になります。

防虫対策

 1番簡単な虫の予防対策は 種を播いた時に防虫ネットをかけることです。

間引き

株間が十分に広い場合は、苗を指でつまんでまっすぐ上に引き抜くのが最も手軽ですが、ピンセットを使うと、混み合っている箇所でも正確に間引くことが出来ます。

本葉が3~4枚になったら、さらに間引いて各点2株とします。

追肥

ミニトマトの追肥は、ミニトマトの実がピンポン玉くらいになった時からスタートし、その後は2週間おきに追肥をします。

追肥を施す位置は、広がった葉の先の真下あたりの土に施します。

収穫時期

ミニトマトの収穫時期は、花が開花してから約40日~60日ほど経った頃で、7月~8月が頃合いです。

種まきの時期にもよりますが、中玉、大玉トマトよりも早く収穫できます。

9月までに収穫を終わらせるのが望ましいです。