冬の野菜・キャベツの育て方・植え方

キャベツは、食卓には欠かせない野菜の一つです。

冬の野菜の一つであるキャベツの育て方・植え方を紹介します!

キャベツとは?

キャベツとは、アブラナ科の野菜で、葉が重なり合って球状になるものです。

キャベツの種類は?

主なキャベツの種類は以下の通りです。

・冬キャベツ

冬キャベツはな、夏に種を蒔き冬に収穫するキャベツのことで、最も多く出回っているキャベツの品種です。

まん丸よりも少し潰れたような丸型をしており、「寒玉系」というキャベツの部類に分類されます。

色は黄緑色ですが白っぽく、硬いのでシャキシャキとしっかりした食感が特徴的です。


春キャベツ

春キャベツは淡い黄緑色で丸みのある形をしています。

葉はやわらかく、みずみずしい味わいなのが特徴です。

甘みが強くフレッシュな食感。関東から九州など、海洋性気候で冬も温暖な地域で栽培されています。

育て方.時期

キャベツは高温を嫌いますが、日当たりがよく風通しの良い場所で栽培しましょう。

栽培適温は15〜20℃前後と冷涼な環境が栽培に適しています。

土作り

キャベツの土壌酸度(pH)の目安は6.0〜6.5の弱酸性から中性の土が適しています。

pHが5,0以下だと根こぶ病の発生が多くなるので、石灰などを使って調整する必要があります。

植え付け(種まき)

キャベツの種まきは、春まき、夏まき、秋まきの3回あります。

種まき時期は品種や地域によって異なりますが、春まきは2月下旬から3月中旬、夏まきは7月中旬、秋まきは10月初旬から11月下旬が適しています。

防虫対策

 1番簡単な虫の予防対策は 種を播いた時に防虫ネットをかけることです。

間引き

子葉が開いたら、1.5~2cmの間隔が空くように間引きします。

間引きは3回ぐらいに分けて行い、本葉が5~6枚になるまでに仕上げます。

間引きした苗は、水に浸しておいて、他の場所に移植することもできます。

追肥

キャベツは、植え付けから約2~3週間後に1回目の追肥を行い、結球し始めるころに2回目の追肥を行います。

追肥には、即効性の固形肥料か液体肥料を使います。

収穫時期

キャベツの収穫時期は、栽培時期や品種によって異なりますが、一般的には春から冬にかけて収穫できます。

キャベツは種まきから約90~100日後が収穫時期です。

キャベツの収穫タイミングは、キャベツに頭を手で触ってみて判断します。

結球部分に適度な弾力があり、硬く締まっていたら収穫タイミングです。