夏の野菜・ゴーヤの育て方・植え方

ゴーヤは熟すと外は橙色・種は真っ赤になり、苦みはなく甘くて食べやすくなりますが、それをライチのようだと表したものになります。

夏の野菜の一つであるゴーヤの育て方・植え方を紹介します!

ゴーヤとは?

ゴーヤは、熟す前の未熟果を食べていますが、独特の苦味があるのが特徴です

独特の苦みが含まれているのは皮の部分なので、皮のむき加減で苦みを調整することができます。

また、苦み成分は水溶性で水に溶ける性質があります。

塩もみして水にさらしたり、湯通しすると、かなり苦みが抜けて食べやすくなります。

ゴーヤの種類は?

主なゴーヤの種類は以下の通りです。

・ゴーヤ

どっしりと太くコロッとした見た目です。

お店でもよく見かけるタイプのゴーヤです。

味はものすごく苦いと言うわけではありませんが、調理の際には苦みを取ったりします。

瑞々しい食感でゴーヤチャンプルーと相性が良いです。


・純白苦瓜

緑のゴーヤに比べて苦みが薄く、生で食べられます。

サラダや漬け物にしても良いですし、普通にゴーヤチャンプルーにして食べても美味しいです。

育て方.時期

ゴーヤの栽培時期は、おおよそ3~9月の間です。

種まきをする場合は4月に作業をしますが、気温があがったらすぐに苗を植える場合は、3月ごろに加温したします。

収穫時期は7~9月です。

土作り

ゴーヤの栽培には、排水性、保水性。通気性、保肥性がよく、微生物がたくさんいる土が必要です。

土壌酸度を測定し、pH6.0~6.5に調整します。苦土石灰を100~150g/㎡まき、よく耕します。

植え付け(種まき)

戸外でタネをまく場合は4~5月です。

ゴーヤは発芽に必要な温度が25℃程度なので、それ以上前に戸外でタネをまいても発芽しません。

しかし、4〜5月に苗を植えつけることが出来ればそれだけ早く株が大きくなり、長期間収穫することができ、収穫量も多くなります。

防虫対策

 1番簡単な虫の予防対策は 種を播いた時に防虫ネットをかけることです。

間引き

畑に直接一カ所2~3粒まいて、あとから一カ所1本に間引きします。

追肥

プランターに植えてから2週間後位から追肥を始めます。

1回につきチッソ成分で10㎡当たり20~30gとして速効性の肥料を与えます。

少なめに与えて水をしっかりやります。

収穫時期

ゴーヤの収穫時期は、地域によって異なりますが、7月から9月になります。

ゴーヤの実が大きくなり、緑色が濃くなっているときに収穫すると、味がよくなります。