夏の野菜・カボチャの育て方・植え方
カボチャは土壌病害にも強いので初心者でも育てやすく、1株で5、6個のカボチャが収穫可能です!
夏の野菜の一つであるカボチャの育て方・植え方を紹介します!
カボチャとは?
カボチャは日当たりをよくしておけばどんどん成長し、初めての栽培でも作りやすい野菜です。
土質も選びませんが、水はけが悪いと病気になりやすいため、水はけの良い環境で育てるようにしましょう。
カボチャの種類は?
主なカボチャの種類は以下の通りです。
・白皮砂糖かぼちゃ
瀬戸内海の小さな島で伝統野菜と固定種限定の野菜作りをしています。
白皮砂糖かぼちゃは、クリーム色の見た目が特徴の伝統的野菜です。
・黒皮栗かぼちゃ
黒皮栗かぼちゃとは、普段よくに目にする代表的な「かぼちゃ」の総称です。
名前の通り皮は黒に近い緑色をしていて、果肉は鮮やかなオレンジ色のかぼちゃです。
かぼちゃと言えばコレ!で一般的に思い浮かべるあのかぼちゃです。
育て方.時期
カボチャの栽培期間は種まきからなら3ヶ月半、苗からなら2ヶ月ほどで収穫できます。
育てるときの難点は、つるが広がって場所をとるので広い栽培面積が必要なことです。
土作り
1週間前に、直径30~40cm、深さ30cmほどの穴を掘り、底に堆肥を入れ、掘り上げた土に化成肥料、過リン酸石灰をかきまぜて穴に埋め戻し、周りの土を集めて高さ10cmほどの定植床または直まき床を作ります。
株間は1mほどにします。
苦土石灰は1平方メートル当たり2~3握り(100~150g)、1穴当たり堆肥は約1kg、化成肥料(N:P:K=8:8:8)は1握り(約50g)、過リン酸石灰は軽く1握り(約20g)とします。
定植は深植えにならないように注意しましょう。
植え付け(種まき)
かぼちゃの種まきは、4月〜5月頃が適期です。
防虫対策
適切な整枝に努め、下葉や葉の込み合っているところの葉裏などを丁寧に観察して、病害虫の早期発見に努めます。
防虫ネットを設置して飛来を防ぐことで対処することができます。
アブラムシの共存相手である、アリを駆除することも有効です。
間引き
本葉が1~2枚のときに、2本になるように間引きし、最終的には、本葉が2~3枚になったら1本立ちにします。
本葉の数が4~5枚程度になったら、定植のタイミングです。
目安は種まき後30日前後だと考えてください。
追肥
カボチャの追肥は、一番実が大きくなり始めた頃に1回目を行い、2回目は実の直径が5cm程度になったときに行います。
収穫時期
かぼちゃの収穫時期は、6月から9月の間です。
受粉してから収穫までの日数は、種類によって異なりますが、約30日から50に程度が集荷鵜の目安になります。