春の野菜・キュウリの育て方・植え方

サラダに使えば青みとみずみずしさが魅力的で、酢の物、漬物などにも欠かせない存在のキュウリ!

春の野菜の一つであるキュウリの育て方・植え方を紹介します!

キュウリとは?

ウリ科キュウリ属のつる性一年草、およびその果実です。

野菜の一種として食用にされます。

かつては、熟した実も食用とされていましたが、甘みが薄いためにあまり好まれず、現在では未熟な実を食用とするようになりました。

キュウリの種類は?

主なキュウリ種類の種類は以下の通りです。

いぼなしキュウリ

普段から使ったり目にしているのが、この「白いぼキュウリ」です。

病気に強く、収穫量も多いので、生産しやすい種類と言われています。


・いぼなしキュウリ

白いぼキュウリと同じく通年出回る「いぼなしキュウリ」は、その名の通り、表面にイボがないキュウリのことを指します。

つるっとしていて水切れがよく、傷つきにくいので、加工に向いたキュウリです。

育て方.時期

時期をずらして栽培すれば初夏から秋まで収穫可能です。

1株で30本〜40本の収穫が見込めます。

生育スピードが早いので、肥料切れと水不足を起こさないような管理が重要です。

また、つるが旺盛に伸びるので、適正に整枝をして風通しを良くすることが大切です。

土作り

苦土石灰は主に土壌の酸性度(pH値)を調整するために散布します。

通常の土の場合は酸性(pH7未満)になっていることが多いため、アルカリ性の苦土石灰を散布して中和して上げる必要があります。

キュウリ栽培の適正土壌pHは6.0〜7.0と言われています。

植え付け(種まき)

きゅうりの種まきの適期は、4月上旬~5月です。

種まき用土には、植物が発芽し、ある程度成長するために必要な肥料分が含まれています。

また、雑草の種や病害虫の混入もなく、クリーンな状態なので、必ず市販の用土を使いましょう

防虫対策

普段から手入れの一環で、こまめに葉の裏などに変色がないかチェックをして、不自然な部分を見つけたら虫がいないか探します。

虫を見つけたら少量の場合であれば、ティッシュや古い歯ブラシなどで落としてください。

剥がれにくいタイプの虫であればテープなどを使って取りましょう。

あまりにも大量に発生した場合は、薬剤をまくなどをして対応してください。

間引き

葉が開いたら2本に最初の間引きをします。

本葉が開いたらその中から丈夫そうなものを選んで1本にさらに間引きします。

追肥

キュウリの追肥の量は、プランター栽培では1株あたり化成肥料を5~10g、露地栽培では化成肥料を20~30g/1m²を施します。

収穫時期

きゅうりの成長はとても早く開花してからあっという間に実が大きくなっていきますが、収穫の目安となるサイズは、標準的なものであれば、だいたい18センチ~20センチが基準となります。

目安は開花から1週間程度です。