揚げても、茹でてもおいしいじゃがいも!

春と秋の野菜の一つであるじゃがいもの育て方・植え方を紹介します!

じゃがいもとは?

じゃがいもとは、南アメリカのアンデス山脈が原産のナス科ナス属の植物の一種です。

地下茎に多くのでんぷんを含み、揚げたり似たりして食べることができます。

じゃがいもの種類は?

主なじゃがいも種類の種類は以下の通りです。

男爵イモ

「男爵薯(だんしゃくいも)」は、日本のじゃがいもを代表する品種の1つで、その食味のよさから長年にわたり親しまれています。

大きさは中程度で、目が深くてゴツゴツとした球形をしています。

果肉が白くて肉質はやや粉質で、ホクホクとした食感が特徴です。


・メークイン

「メークイン」は「男爵薯(だんしゃくいも)」と並び、長年日本で親しまれているじゃがいもです。

いもの形は長卵形で目が浅く、肉色は淡い黄色をしていて、でんぷんの含有量が少なめです。

皮をむきやすく、粘質のため煮くずれしにくいのが特徴です。

育て方.時期

じゃがいもは、春と秋の2回植え付けができる野菜で、日当たりの良い場所で育てます。

じゃがいもは、気温が30度に達すると暑すぎて枯れてしまうので、10~25度ほどが栽培適温になります。

じゃがいもを植える時期は、春植えなら2月下旬~3月、2年目に植え付け、3年目の春から収穫開始します。

土作り

栽培する場所を、20cm~30cmの深さまで掘ってしっかり耕します。

堆肥を1㎡あたり500g、苦土石灰を50g加えて土と混ぜます。

畝幅50cm株間30cmの畝を立てます。

植え付け(種まき)

じゃがいもの種まきは春植えは4月中旬~下旬、秋植えは9月中旬~下旬が目安となっています。

土作りの際に予め掘っておいた溝に、切断面を下にして種イモを置きます。

株間は25cm〜40cmの間隔が良いでしょう。

置いた種イモに5〜8cmほど覆土し、鍬などで軽く押さえます。

畝を綺麗に整地し、その上からマルチを張ります。

マルチは何色でも問題有りませんが、黒色ポリフィルムを張ると地温を高く保つことができ、収穫を早めたり雑草を抑止する効果があります。

防虫対策

アブラムシは対策をしていてもついてしまうことはあるので、発生初期にしっかり駆除することが必要です。

また、多くの薬剤がアブラムシに効果があります。
アブラムシの付いた苗の定植は、極力避け、アブラムシが見つかった場合は被害株の近くをマルチングするとよいです。

アブラムシの共存相手であるアリを駆除することも有効です。

間引き

種芋を動かさないように地面を押さえながら、小さな芽を抜き取るだけ。大体2〜3本ほど残します。

追肥

草丈が15cmくらいに生育した頃、土寄せ(半培土)。

株元を中心に5cmほど土を盛ります。

土寄せと同時に、株元に追肥を施します。

収穫時期

じゃがいもの収穫時期は種類によって異なりますが、だいたい植え付けから100日ほどで収穫ができます。

時期は、春ジャガイモの収穫時期は、5月から7月、秋ジャガイモの収穫時期は、11月下旬から12月上旬になります。

ジャガイモは、茎葉が黄色くなり、茎がしなびて倒れた状態を目安にします。