冬の野菜・いちごの育て方・植え方
子どもから大人気な果実のイチゴも農園で育てられます!
そんな冬の野菜の一つであるいちごの育て方・植え方を紹介します!
いちごとは?
一般的には果物と認識されているいちごですが、学問上は野菜に分類される場合が多くあります。
いちごは見た目のかわいらしさと、子どもから大人まで幅広い人気があり、初心者が育てたい野菜としても上位にあげられます。
いちごの種類は?
主な大根の種類は以下の通りです。
・あまおう
あまおうはサイズが大きいのが特徴で、20gを超える大粒のものが多く見られます。
また、見た目も丸みがあってかわいらしい形。果肉はかためで果汁が多く、甘味と酸味が調和して風味のよい味わいです。
・越後姫
香りが強く、果汁が豊富なのが特徴で、糖度は高めでやさしい酸味を持ちます。
果実は円錐形をしていて、果皮はつやのある鮮やかな紅色。
果肉は薄い橙赤~淡赤色に染まります。
果実はややかためですが、しっかり完熟したものはやわらかくジューシーです。
育て方.時期
イチゴは冷涼な気候を好み、(寒冷地以外では)秋に植え付けて翌年5月〜6月に収穫する、夏を避ける作型になります。
植え付けが早すぎると、暑さでやられて弱ってしまいます。
土作り
苗を植え付ける3~4週間前までに土づくりを行います。
土壌酸度(pH)の目安は5.5〜6.5です。
畝を立てる場所に元肥をほどこし、18~20cmの深さを細かく耕します。
畝は幅60cm、高さ30cmとします。
花を次々と咲かせてたくさん実を付けるために、ウネの高さは30cmと高めにします。
高ウネにしますと、根が休まずに伸びるようになります。
植え付け(種まき)
種まきの時期は5月頃が最適です。
この時期に種まきすれば、9月頃に定植して11月下旬に収穫できるようになります。
もし、タネから育てたい場合は、苺の種を使って発芽実験をすることもできます。
その場合は、パームピートや培養土を使って、種を多めに散布して濡れたティッシュ等をかけて待ちます。
防虫対策
畝全体にネットを掛けて予防する場合、受粉を助ける訪花昆虫が出入りできるよう、格子の大きい防鳥ネットを掛けておきましょう。
そのほかにも、寒冷紗や不織布、防虫ネットで成虫の産卵を防ぎます。
また、被害が見られたら、葉をよく見て一匹ずつ捕殺しましょう。
薬剤を利用して対処することもできます。
間引き
芽適温であれば、10~15日で発芽してきます。
ちなみに、「いちご」の発芽適温は20~25℃です。
次に、本葉が3~4枚のころ、間引いて1本立ちにします。
間引きは他の株も一緒に抜けてしまわないように、株元を押さえながら、ピンセットなどで丁寧に行ってください。
そして、本葉が7~8枚になるまで、育苗します。
追肥
イチゴの追肥は2回以上行います。
1回目の追肥は、根が活着した11月頃に行います。
2回目の追肥は、株の生育状況を見ながら冬越しをした2月中旬頃に追肥を行います。
収穫時期
いちごの収穫時期は、5月~6月が目安です。
受粉後、40日~50日で実が食べられる大きさに育つため、実の下の方から赤く色づいてきて、ヘタのすぐ下まで赤くなった時が収穫のタイミングです。