冬の野菜・ブロッコリーの育て方・植え方

茹でても焼いてもおいしいブロッコリーは育てるのにもおすすめです!

冬の野菜の一つであるブロッコリーの育て方・植え方を紹介します!

ブロッコリーとは?

冷涼な気候を好むため、真夏を除いた春と秋が栽培適期。

家庭菜園で育てやすいのは夏まき・秋冬採りです。

特に、花蕾が大きくなり始める時期は、高温に注意しながら栽培しましょう。

種から育てるのは難易度は高めですが、慣れないうちは園芸店などで苗を購入すれば簡単に育てることができます。

ブロッコリーの種類は?

主な大根の種類は以下の通りです。

・カリフラワー

ブロッコリーの突然変異から生まれたとされるカリフラワーは、白菜やキャベツと同じ、アブラナ科の野菜で、ビタミンCが豊富に含まれる特徴です。 


ロマネスコ

ロマネスコは、きれいなサンゴのような形をした花蕾が特徴的なカリフラワーの仲間です。

コリっとした食感は、ブロッコリーよりもカリフラワーによく似ており、ビタミンやミネラルが豊富で、栄養価が高いことでも有名な野菜です。

育て方.時期

ブロッコリーの植え付け時期は春と夏で、春まきは4~5月に収穫、夏まきは10~12月に収穫できます。

ブロッコリーは、株の頂点にできる頂花蕾を収穫した後も、側花蕾というわき芽が出てきますので、わき芽も収穫していくことができます。

蕾がしまっているうちに茎の部分を、包丁やナイフで切り取って収穫します。

このとき茎はできるだけ長く残したほうがわき芽が多く育ちます。

側花蕾の直径は5~6㎝になったら、つけ根から切り取って収穫します。

土作り

ブロッコリーは連作障害を起こすので、2~3年の期間を空けるか、他の場所を選んで栽培します。。

植え付けの1週間前になったら、畝を立てる場所の中央にクワを使って深さ20~30㎝、幅15㎝ほどの溝を掘ります。

溝の中に、完熟堆肥2㎏/㎡、化成肥料100g /㎡を均等に施し、掘り上げた土を埋め戻してから、幅60㎝、高さ10~15㎝の畝を作ります。

植え付け(種まき)

ブロッコリーの種まきは2月下旬~3月中旬と7月中旬~9月上旬に2回に分けて行います。

箱まきの場合は深さ1cmほどのU字溝を8cm間隔で作り、1粒ずつ1cm間隔でまきます。

覆土は種が隠れる程度にして、たっぷりと水やりをします。

防虫対策

防虫ネットを被せることと肥料を与えすぎないことです。

防虫ネットは網目は0.4mm以下のものを選びましょう。

ブロッコリーの生育には十分な肥料が必要ですが、与え過ぎると「窒素過多」を起こします。

窒素過多になると、害虫の好むアミノ酸が増えるため、より多くの害虫を呼び寄せてしまいます。

間引き

発芽し、本葉2名になったタイミングで間引きを行います。

2本にし、その後本葉が3枚になったタイミングで生育状況を確認して1本に間引きをしましょう。

追肥

1回目の追肥は、苗を植え付けてから本葉7~8枚の頃に化成肥料1㎡あたり30gを株間に施し、周りの土と軽く混ぜて株元に土寄せをします。

以後は1か月に1回施します。

収穫時期

ブロッコリーの収穫時期ですが、春まきの場合は、2~3月に種をまき、4~5月に収穫、夏まきの場合は、7~8月に種をまき、10~12月に収穫になります。

株の頂点にできた「つぼみ(頂花蕾)」が12〜15cmになると収穫時期です。

茎を15cmほど、葉を2〜3枚つけて切り取ります。

もこもことした花の蕾(頂花蕾)が、10~15cmの大きさに育ったら収穫の時期です。

蕾から下10~15cmのところを、包丁やナイフで切り取ります。

切り口が太陽を向くよう、斜めに切り落とすのがポイントです。