冬の野菜のえんどう豆の育て方・植え方

冬の野菜のえんどう豆は家庭菜園でプランターでも育てることができます。

冬の野菜の一つであるえんどう豆の育て方・植え方を紹介します!

えんどう豆とは?

えんどう豆は4~5月頃が収穫時期です。

えんどう豆は、特に寒さに強い作物です。

発芽させるには、生育適温は10~20℃と冷涼な気候を好みます。

えんどう豆の種類は?

主なえんどう豆の種類は以下の通りです。

さやえんどう

エンドウ豆を未熟なうちに収穫し、さやごと食べるのがさやえんどうです。

豆の部分はかなり小さく、さやも薄くてやわらかいのが特徴です。


グリンピース

グリンピースは実を十分に成長させたものを、さやが青いうちに収穫したものをいいます。

食べるのは完熟前のやわらかい状態の実の部分です。

実えんどうという名前でも呼ばれています。

育て方.時期

えんどう豆は、秋まきが可能です。

エンドウは暑さに弱いため、秋に種を蒔いて越冬させる作型で育てます。

小さい苗の状態(草丈20cm以下)では耐寒性が強いものの、大きくなると寒さに弱くなるため、小苗で冬越しさせるのがポイントです。

えんどう豆の植え付け時期は、10月から11月にかけてです。

土作り

連作障害に弱い ので3〜4年エンドウを作ったことがない土を選びます。

10平方メートル当たりチッソ70〜100g、リン酸100〜150g、カリ100〜150g です。

植え付け(種まき)

えだまめの種まきは、10月~11月ごろの年1回です。

収穫時期は、5月ごろ。

初霜の1ヵ月前に種まきをし、草丈が10cm程度に育った状態で越冬させるのがベストです。

それ以上育ってしまうと、霜の被害を受けやすくなってしまいますし、それ以下だと、春になってからも勢いよく育ちません。

それだけ種まきの時期はとても重要です。

防虫対策

 忌避効果のあるマルチを張って栽培をおこなったり、目の細かい防虫ネットを張っておくと、発生数を少なくことができます。

間引き

苗の高さが7~8cmになった頃に、勢いの良い2本を残して間引きします。

追肥

生育があまり良くないようであれば、窒素成分が少なく、リン酸分の多い肥料で追肥し、同時に土寄せをします。

追肥と土寄せの目安は次の通りです。

1回目:蔓が伸び始めたころ(3月中旬~4月上旬)。
2回目:花の咲き始めたころ(4月上旬~4月下旬)。

※追肥とは植物を育てている途中に与える肥料のことをいいます。

収穫時期

開花から約20-25日頃が収穫時期です。

サヤをつまみ、軸の付け根からポキっと摘み取って収穫します。