秋の野菜ニンジンの育て方・植え方

ニンジンは家庭菜園でプランターでも育てることができます。

秋の野菜の一つであるニンジンの育て方・植え方を紹介します!

ニンジンとは?

ニンジンは10〜12月頃が甘みが強くなり美味しく食べられる時期です。

ニンジンは、日当たりが良く風通しの良い場所を好んでいます。

発芽させるには温度を15°C〜25℃で乾燥を避け、常に土に水分が含まれている状態を保ちましょう。

ニンジンの種類は?

主なニンジンの種類は以下の通りです。

・五寸人参

よく、店頭で見かけるにんじんの多くが「五寸にんじん」の系統です。

五寸(約15cm)という名の通り長さは15~20cmほどで、重さは200g前後です。

明るいオレンジ色をしていてある程度の太さがあります。


・ピッコロ

ピッコロはミニキャロットの仲間で、ソーセージに似た小ぶりで長細い形です。

柔らかく甘いためお子様でも食べやすくなっています。

生のままにんじんスティックやサラダがおすすめ。

ピッコロは収穫まで70日〜90日と早く収穫できる品種。

プランター栽培向けで育てやすいですが、黒葉枯病にかかりやすいので注意を。

育て方.時期

ニンジンは、春・夏・秋まきが可能です。

春まき栽培は比較的簡単で、初心者でも失敗なくできます。

夏まきは、高温期のため順調な発芽をさせるのが難しいのですが、発芽さえすれば後はそれほど難しくありません。

秋まきは霜よけのためのトンネル被覆が必要なので、中級者向けといえるかもしれません。

ニンジンの植え付け時期は、春は3月前後にかけて。秋は7月から8月にかけてです。

土作り

播種直前の投入はまた根の原因となるため、播種1カ月前

10平方メートル当たりチッソ100~150グラム、リン酸150~200グラム、カリ100~150グラムです。このうち、元肥を7割、追肥を3割程度として、播種2週間前までに元肥を施用します

植え付け(種まき)

ニンジンの種まきは、3~4月ごろ、7~8月ごろの年2回です。

収穫時期は、春まき7~8月ごろ、夏まき11~12月ごろ。

太さが、五寸ニンジン4〜5cm、三寸ニンジン3〜4cm、ミニニンジン1〜2cmくらいが目安。

防虫対策

貼り付けてアブラムシを取り除くなら養生テープが粘着がちょうど良くてよいです。

間引き

種まきから6週後のニンジンの頃から、不織布をはずして育てています。

草丈5~6cmくらいで、1回目の間引きを行います。

追肥

追肥は化成肥料30g/㎡を施し、周りの土とよく混ぜて株元に土寄せをします。

※追肥とは植物を育てている途中に与える肥料のことをいいます。

収穫時期

種まきから3ヶ月半ほど、葉が茂ってくる頃が収穫期になります。

根元を少し掘って太さを確認し、根が太ってきたものから収穫。品種にもよりますが、地上部に出ている根の直径が4〜5cmくらいで収穫します。